TOEICの平均点って何点くらいなんでしょう?
こんにちは、イソサラです。
今回は「TOEIC平均スコアが気になる」方に向けて、丁寧に詳しく解説していきます。
- 全受験者のTOEIC平均スコア
- 大学生のTOEIC平均スコア
- 学年別TOEIC平均スコア
- 社会人のTOEIC平均スコア
- 役職別TOEIC平均スコア
企業の求めるTOEICスコアやオススメの参考書・アプリも解説していきますね。
※本記事のTOEIC平均点数はIIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2022」を引用させて頂いています。
- 社畜残業サラリーマンです。
- 平日は学習時間が取れ無いので、主に通勤電車で勉強しています。
- 2020年から英語のリスキリング(学び直し)を開始し、現在進行系です。
- 海外留学や海外勤務の経験無しの英語力底辺でしたが、300点台だったTOEICは850点を達成しました。
- 手探りの英語学習で、大量の教材、アプリ、サービスを身銭・時間・体力を使って体験しています。(だいぶ遠回りしてしまいました…)
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受験者全体のTOEIC平均スコア(点数)は611点
受験者全体のTOEIC平均スコアは611点(公開)/498点(IP)
受験者全体のTOEICの平均点(過去3年間)
試験種別 | 年度 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|---|
IPテスト | 2019年 | 1,154,097人 | 264点 | 206点 | 470点 |
2020年 | 854,301人 | 282点 | 221点 | 502点 | |
2021年 | 1,010,779人 | 279点 | 219点 | 498点 | |
公開テスト | 2019年 | 830,954人 | 323点 | 265点 | 588点 |
2020年 | 553,636人 | 337点 | 282点 | 620点 | |
2021年 | 900,684人 | 331点 | 279点 | 611点 |
受験者全体のTOEIC平均スコアは611点です。
IPテストの平均スコアについては498点でした。
公開テストと比べるとIPテストは以下の背景から平均スコアが低い傾向が伺えますね。
IPテストの特徴
・大学で強制的に受験させられる
・受験者数は多いが、ほとんど勉強していない人も受験者数の母数に含まれる
・平均スコアが下がる
TOEICスコア分布図から自分の順位を知ろう!
上のグラフはTOEIC公開テストのスコア分布図です。
こちらを元に自分がどのくらいのレベルか見ていきましょう。
TOEICスコア | 上位何パーセント? | 100人中だと何位くらい? |
---|---|---|
900点台(895点〜) | 4.2% | 1位〜4位 |
850点台(845点〜894点) | 9.1% | 5位〜9位 |
800点台(795点〜844点) | 15.9% | 10位〜15位 |
750点台(745点〜794点) | 24% | 16位〜24位 |
700点台(695点〜744点) | 33.3% | 25位〜33位 |
650点台(645点〜694点) | 43.6% | 34位〜43位 |
600点台(595点〜644点) | 54.3% | 44位〜54位 |
550点台(545点〜594点) | 64.7% | 55位〜64位 |
500点台(495点〜544点) | 74.2% | 65位〜74位 |
450点台(445点〜494点) | 82.3% | 75位〜82位 |
400点台(395点〜444点) | 89% | 83位〜89位 |
350点台(345点〜394点) | 94.1% | 90位〜94位 |
300点台(295点〜344点) | 97.4% | 95位〜97位 |
250点台(245点〜294点) | 99.2% | 98位〜99位 |
200点台以下(〜244点) | 100% | 100位 |
例えば、TOEIC400点は全体の中で上位89%に入り、受験者全員が100人だった場合の順位は83位〜89位になります。
平均スコア(611点)より100点〜200点ほど低く、正直言ってヤバイと言わざるおえないですね。。
TOEIC目標スコア達成の為には、自分の今のレベルを知るコトが最も大切です。
大学生のTOEIC平均スコア(点数)は588点
大学生のTOEIC平均スコア
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 462,830人 | 266点 | 209点 | 474点 |
公開テスト | 281,122人 | 318点 | 269点 | 588点 |
大学生のTOEIC平均スコアは588点です。
IPテストの平均スコアについては474点でした。
次に学年別のTOEIC平均点を見ていきましょう。
大学1年生のTOEIC平均スコア(点数)は553点(公開)/471点(IP)
大学1年生のTOEIC平均スコア
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 246,579人 | 262点 | 209点 | 471点 |
公開テスト | 28,422人 | 301点 | 252点 | 553点 |
大学1年生のTOEIC平均スコアは553点(IPは471点)です。
圧倒的にIPテストの受験者数が多いのは、新入生を対象にしたプレイスメント(クラス分け)で強制的に受験させられる人が多いからですね。
大学1年生は、まだ本格的にTOEICの学習をスタートしてる人は少ないので平均スコアは低めです。
記憶に残っている大学受験の英語力で戦っている人が多い感じです。
大学2年生のTOEICの平均スコア(点数)は582点(公開)/485点(IP)
大学2年生のTOEICの平均点
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 132,168人 | 271点 | 214点 | 485点 |
公開テスト | 58,829人 | 314点 | 268点 | 582点 |
大学2年生のTOEIC平均スコアは582点(IPは485点)です。
まだ圧倒的にIPテストの受験者数が多いですね。
大学2年生にもなると就職を意識して多くの人がTOEICの勉強を開始します。
その為、平均スコアも上がってくるのが特徴です。
大学3年生のTOEICの平均スコア(点数)は594点(公開)/513点(IP)
大学3年生のTOEICの平均点
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 77,432人 | 288点 | 225点 | 513点 |
公開テスト | 144,781人 | 321点 | 273点 | 594点 |
大学3年生のTOEIC平均スコアは594点(IPは513点)です。
ようやくIPテストより公開テストの受験者数が増えてきました。
IPテストは「公式認定証」の発行が無いため、履歴書に書く目的で公開テストを受ける人が増加します。
大学3年生も引き続き就職を意識してTOEIC学習を継続して頑張ってますね。
大学4年生のTOEICの平均スコア(点数)は609点(公開)/548点(IP)
大学4年生のTOEICの平均点
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 24,810人 | 306点 | 242点 | 548点 |
公開テスト | 83,570人 | 329点 | 280点 | 609点 |
大学4年生のTOEIC平均スコアは609点(IPは548点)です。
さすが4年生。全学年の中で平均スコアが一番高いですね。
就職も決まり一安心。受験者数自体がだいぶ減少します。
就活生のTOEICの平均スコア(点数)は602点(公開)/531点(IP)
就活生のTOEICの平均点
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 102,242人 | 297点 | 234点 | 531点 |
公開テスト | 228,351人 | 325点 | 277点 | 602点 |
就活生(大学3・4年生のTOEIC平均スコアは602点(IPは531点)です。
忙しい時期ですが、「履歴書に書く」為にみんな必死になる時期ですよね。
社会人のTOEIC平均スコア(点数)は640点
社会人のTOEIC平均スコア(点数)は640点(公開)/533点(IP)
社会人のTOEICの平均スコア
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 373,545人 | 296点 | 236点 | 533点 |
公開テスト | 353,397人 | 346点 | 293点 | 640点 |
社会人のTOEIC平均スコアは640点です。
IPテストの平均スコアについては533点でした。
次に役職別のTOEIC平均点を見ていきましょう。
『役員』職のTOEIC平均スコア(点数)は677点(公開)/598点(IP)
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 1,572人 | 327点 | 270点 | 598点 |
公開テスト | 10,695人 | 362点 | 315点 | 677点 |
『役員』職のTOEIC平均スコアは677点(IPは598点)です。
『部長』職のTOEIC平均スコア(点数)は667点(公開)/566点(IP)
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 8,550人 | 314点 | 252点 | 566点 |
公開テスト | 14,669人 | 356点 | 312点 | 667点 |
『部長』職のTOEIC平均スコアは667点(IPは566点)です。
『課長』職のTOEIC平均スコア(点数)は642点(公開)/538点(IP)
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 29,666人 | 298点 | 239点 | 538点 |
公開テスト | 38,998人 | 344点 | 298点 | 642点 |
『課長』職のTOEIC平均スコアは642点(IPは538点)です。
『係長』職のTOEIC平均スコア(点数)は617点(公開)/523点(IP)
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 37,199人 | 290点 | 233点 | 523点 |
公開テスト | 45,598人 | 334点 | 283点 | 617点 |
『係長』職のTOEIC平均スコアは617点(IPは523点)です。
『一般(平)社員』職のTOEIC平均スコア(点数)631点(公開)/534点(IP)
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 233,369人 | 297点 | 238点 | 534点 |
公開テスト | 274,979人 | 343点 | 288点 | 631点 |
『一般(平)社員』職のTOEIC平均スコアは631点(IPは534点)です。
『派遣社員』職のTOEIC平均スコア(点数)は659点(公開)/611点(IP)
試験種別 | 年間受験者数 | リスニング | リーディング | Total |
---|---|---|---|---|
IPテスト | 3,093人 | 341点 | 270点 | 611点 |
公開テスト | 22,304人 | 361点 | 298点 | 659点 |
『派遣社員』職のTOEIC平均スコアは631点(IPは534点)です。
英語・TOEICをどう評価する?企業のホンネは?
企業が求めるビジネスパーソンに求める知識やスキルの1位は「英語」
次に企業側が求めるTOEICスコアについて解説していきます。
2,400を超える数の企業・団体を対象にアンケートを行った結果をまとめた
「英語活用実態調査」を引用しながら一緒に見ていきましょう。
まず、上のグラフですが、「今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキル」についての
回答結果になります。
はい。「英語」がトップですね。
実に回答企業の82.6%が、今後も英語が重要な知識・スキルであると認識しているようです。
上のグラフは企業の人事担当者にアンケート調査を行った結果です。
実に半数以上の企業が新卒・中途の採用時や昇進・昇格・社内の異動時にTOEIC Testを参考にしていることがわかります。
また上のグラフはTOEIC受験歴のある人に対してポジティブな印象があるか?のアンケートに対して実に7割以上の企業が「はい」で回答していています。
この結果からはTOEICについては決してハイスコアでは無くても、必要なビジネススキルを身につけようと自己研鑽しているやる気のある人物と評価されることがわかります。
勉強、受験を続けることが大事なんですね。
私の会社の人事の同僚も、新卒・中途問わず採用活動ではTOEICスコアは重視していると言っていましたよ。
企業が新卒採用に求めるTOEICスコアは最低545点
次は、「採用時に応募者に期待するTOEICスコア」です。
49.1%の企業が新卒採用時にTOEICのスコアを採用の要件・参考としています。
新卒採用の場合は545点以上のTOEICスコアを保持していることが期待されています。
上記はあくまで最低限のスコアなので、600点以上が必要だと認識しましょう。
・就職に有利なTOEICスコアは最低600点以上
企業が昇進・昇格時に求めるTOEICスコアは515点〜600点
次は、「昇進・昇格時に対象者に期待するTOEICスコア」です。
係長・主任昇進時は515点以上
課長昇進時は530点以上
部長昇進時は565点以上
役員昇格時は600点以上
を保持していることが期待されています。
上記はあくまで最低限のスコアなので、こちらも600点以上が必要だと認識しましょう。
上のグラフは実際にキャリアアップを成功させたTOEIC受験者のスコアです。
600点以上(600点〜800点)のスコア保持者の方がキャリアアップを成功させているコトがわかります。
・昇進・昇格に有利なTOEICスコアは最低600点以上
まとめ
今回は「TOEIC平均スコアが気になる」方に向けて、受験者全体のTOEIC平均点、社会人、大学生の平均点、企業が求めるTOEICスコアなどについて見てきました。
自身のレベルがわかったので、後は目標に向かって努力するだけ!
今がどんな英語力でも「正しいやり方」を「正しい教材」を使って継続すれば必ず英語力はついてきます。
どうやって勉強すればいいのかわからないです…
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上から
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②問題演習講義(動画)
③ディクテーション
④シャドーイング
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今回の記事も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。