【TOEIC Part1】簡単リーディング対策で満点奪取！｜勉強法/コツを解説

こんにちは、イソサラです。

みなさんの中に、こんな悩みをお持ちの方はいませんか？

TOEICの中でもPart1の写真描画問題は比較的簡単なPartだと言われていましたが、
最近では問題が難化傾向にあり、レベルが上がったと感じている人も多いようです。

 Part1が難しくて撃沈 

TOEIC午前撃沈した💦Part1と2が何だか難しくなった気がしたし…Part3、4は普通？Part5は簡単、Part6はやや難、Part7難！今回は金ドブしてしまった感😅

— machi (@machi_kokan) April 23, 2023

 他のPartに比べPart1が難しかった 

#TOEIC
午前の部を受けてきました。
絵をみる女性のフォーム。

part1→難
注目する箇所の描写ではなく全体の描写を聞く問題が複数あり。

part2→難
質問に直接答えない問題が多くありました。かなり実際の会話に近い！

その他は普通の難易度でしょうか。part7は易しく感じました。

— EIKEN先生 Hiroki (@EikenSensei) April 23, 2023

テスト開始直後のPart1でいいスタートが切れず、その後もペースが乱されるのは嫌ですよね？

今回は上記のような悩みをお持ちの方に向けて
「TOEIC Part1で満点を狙う勉強法や試験時のコツ」ついて
詳しく解説していきます。

それでは、いってみましょう！

TOEIC Part1の概要

まずはPart1はどんなテストなのか確認していきましょう。

TOEIC Part1の出題形式

TOEIC Part1はテスト開始直後のリスニングセクション1番目のパートで
「写真描画問題」という出題形式となっています。

1問に対して問題用紙には1枚の写真がプリントされていて、
流れる4つの選択肢の中から、写真を１番的確に表現しているモノを選ぶ問題です。

もちろん、選択肢は問題文には記載されておらず、すべて音声で流れます。

全部で6問しかなく、TOEICの中では1番問題数の少ないパートです。

関連記事：TOEICとは？

TOEIC Part1の出題の特徴

TOEIC Part1に出題される写真（問題）は、以下3種類に明確にパターン化されています。

人物（1名）が写っている写真

1つ目のパターンは一人の人物が写っている写真です。

問題は以下のように出題されます。

 サンプル問題

(A) She’s reading a book.　（彼女は本を読んでいるところです。）

(B) She’s looking out the window.　（彼女は窓の外を見ているところです。）

(C) She’s pointing at the graph.　（彼女はグラフを指差しているところです。）

(D) She’s talking on the phone.　（彼女は電話をしているところです。）

正解は(C)です。

人物（複数人）が写っている写真

二つ目のパターンは二人以上の人物が写っている写真です。

問題は以下のように出題されます。

 サンプル問題

(A) They’re cleaning the walls.　（彼らは壁を掃除しているところです。）

(B) They’re greeting each other.　（彼らは挨拶しているところです。）

(C) They’re assembling furniture.　（彼らは家具を組み立てているところです。）

(D) They’re wearing glasses.　（彼らはメガネを掛けている。）

正解は(B)です。

人が写っていない写真（風景）

三つ目のパターンは人物が写っていない写真＝「風景」です。

問題は以下のように出題されます。

 サンプル問題

(A) Some people are getting on the boat.　（何人かの人が船に乗り込んでいるところです。）

(B) Some people are cycling along the river.　（何人かの人が川沿いをサイクリングしている。）

(C) It’s raining heavily.　（雨が激しく降っている。）

(D) Lots of buildings are built along the river.　（沢山の建物が川沿いに建てられている。）

正解は(D)です。

TOEIC Part1の概要を見たところで、次の章では解き方のコツを解説していきますね。

TOEIC Part1の解き方のコツ

消去法を使った回答方法

大前提として、TOEICは問題用紙にメモをすることは禁じられています。

その為、(A)、(B)、(C)、(D)の4つ全ての英文が流れた後に、
「正解が何だったか？」考えるのは得策ではありません。

英文が流れたタイミングで、1文づつこの選択肢は「正解か不正解か」を考えながら聞く方が、
脳の負荷がグッと減り正答率が上がります。

具体的な対策として、Part1で超有効な「消去法」で選択肢を絞る方法を解説します。

前章でもサンプル問題としてご紹介した以下の1人の女性が写った問題で、
実際にやって見ましょう！

では、ここから実際の音声が流れて問題スタートです。
ペンの動かし方に注目してください。

問題中は目は写真から離さず、ペンはマークシートから離さないようにポジションを固めます。

  Look at the picture marked number 〜 in your test book.

このタイミングでは(A)の上の位置でペンを固定します。

 (A) She’s reading a book.

写真の中に「本」なんて写ってないので、これはある程度自信を持って「不正解」と判断できそうですね。

(A)については正解ではなくなりましたので、ペンを右にスライドさせて(B)の上に固定します。

 (B) She’s looking out the window.

写真に「窓」は見えますが、女性は窓の方は見ていないようです。

よって(B)についても「不正解」と判断し、ペンを右にスライドし(C)の上に固定します。

 (C) She’s pointing at the graph.

「シー イズ」の後の「ぽいんてぃんがっざ？」は何言ってるか分からなかったけど、
最後に「グラフ」って言ったような？　写真にグラフっぽいものが写ってるぞ。

正解は(C)であっていますが、この時点では(C)は正解か不正解か判断できないということにしておきます。

確証を持って「不正解」と判断できない場合は、
「正解候補」としてペンは動かさずに(C)の上に固定したままにします。

 (D) She’s talking on the phone.

どうやら「電話」は写真には写ってなさそうです。

よって、(D)は「不正解」と判断し、代わりに「消去法」で(C)を「正解」としてマークします。

どうですか？イメージ湧きましたでしょうか？

ペンを動かして「正解候補」のマークシートの上で固定するのには意味があります、
頭の中で「(C)が正解候補」と覚える必要がない為です。

無駄な脳のリソースは使わないようにしましょう！

消去法をする際のコツは以下の通りです。

設問を予想する

Part1は写真を見れば、ある程度質問される内容を予想することができます。

その為、質問の音声が流れてから、写真を見るのではなく事前に確認しておくことがポイントです。

それぞれの出題パターンで予想すべきポイントを記載します。

現在進行形受け身を理解する

例えば、上記のような画像の場合に、
「A door is being opened.」という設問があった場合、正解でしょうか？不正解でしょうか？

「ドア」、「オープン」で一見良さそうですが、正解を選んではいけません。

コレは の画像を表現する英文としては不正解になります。

訳を見てみましょう。

分かりましたでしょうか？

「be動詞 + being + 過去分詞」は「現在進行形の受け身」と言って、
「〜されている途中」の状態を表します。

 の画像は「開けられている途中」ではないですよね？

なぜなら「人が映ってないから」

「ドアが開けられているところ（途中）」の場合は、
 のような（人が映っている）画像になるはずです。

現在進行形の受け身は「ひっかけ問題」として高い確率で出題されます。

「人が写っていない写真（風景）」で現在進行形の受け身が選択肢で出題された場合は、
不正解（ひっかけ）なので要注意です！

TOEIC Part1の勉強法

語彙力（単語）を強化する

TOEIC Part1の勉強法の王道は語彙力（単語）を強化することです。

前章で解説した「消去法」では、知っている単語、聞こえる単語の多さで
「正解候補」を絞りやすくなります。

また、TOEICでは何度もよく使われる「頻出単語」と、さほど使われない単語の傾向があります。

頻出単語攻略を優先することで、効率よくスコアアップすることが可能です。

関連記事：TOEIC英単語勉強法

シャドーイング

TOEIC Part1対策では、単語学習の他にもリスニング力を鍛えるトレーニングが超効果的です。

リスニング力を爆上げするトレーニングに「シャドーイング」という方法があるのはご存知ですか？

シャドーイング（Shadowing）とは、英語を聞きながら真似して音読するトレーニングです。

その名の通り「影」の如く、英語音声を聞いて、その少し後を追って音読します。

英語音声の付いている教材を使って、最初慣れないうちはスクリプト（テキスト）を見ながら実施し、
慣れてきたらスクリプトを見ずにチャレンジしてみましょう。

流れる英語音声を集中して「聞く」、真似して「発音する」することで、リスニング力を鍛えることが出来ます。

ディクテーション

リスニング力を鍛える別のトレーニングとして「ディクテーション」という方法をご存知でしょうか？

こちらもTOEIC Part1対策としてとても有効な勉強法となっています。

ディクテーション（Dictation）とは、「書き取り」の意味で、
英文を聞いて、一字一句ペンでノートに書き写すトレーニングです。

また、ディクテーションは集中力のいる超疲れるトレーニングです。

最初から無理をせずに短い時間で取り組んでいきましょう。

ディクテーションの場合、自分が聞き取れなかった箇所＝弱点が明確にわかります。

聞こえなかった理由を特定し、改善することで飛躍的にリスニング力を鍛える効果が期待できます。

関連記事：【ディクテーション】効果/やり方/コツを解説

TOEIC Part1対策にオススメの教材

では、最後にTOEIC Part1対策にオススメの教材を紹介します。

イソサラ的オススメの教材は以下の通りです。

それぞれ見ていきましょう。

『5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる』は「EnglishCompany（イングリッシュカンパニー）」や「STRAIL（ストレイル）」などの英語コーチングを運営している「StudyHacker」が制作したテキストです。

英語が聞こえない理由の一つに英語特有の「音声変化」を知らないことが挙げられます。

本書では、1：連結、2：同化、3：ら行化、4：脱落、5：弱形の5つの音声変化を、
最短10日間でマスターすることが出来るように作られてます。

前章「TOEIC Part1の勉強法」でも解説しましたが「ディクテーション」はリスニング力アップに超効果的で、
TOEIC Part1対策としての相性もバツグンです。

『究極の英語ディクテーション』はvol.1/2出版されている大人気シリーズで、
ディクテーション専用の超特化テキストです。

「穴埋めディクテーション」が出来る為、比較的初心者向けの1冊になってます。

『TOEIC 公式問題集』は本番のTOEICテストを作成しているETSが制作した問題集です。

実は『TOEIC 公式問題集』については、「問題を解く→答え合わせ」だけではマジで勿体無いオバケが出ます。

Part1も音声が付いているので、超高品質なディクテーショントレーニング教材として利用可能なんですね。

ディクテーショントレーニングをする為に作られた専用のテキストではありませんが、
TOEIC Part1対策としては最適です。

アプリを使ったTOEIC対策だったら、スタディサプリ（通称スタサプ）がオススメです！

まず初めに正直に白状しておかないとイケないことがあるんですが、
私の場合、TOEIC300点台から850点まで英語力を引き上げられたのはスタサプのおかげです。
特に初期〜中期の英語学習を支えてくれたマジで信頼できる相棒です！

 管理人イソサラのスタサプの画面

そんなTOEIC対策で絶大な人気を誇るスタディサプリ（通称スタサプ）だから、
TOEIC Part1対策にもオススメなんです！

 パーフェクト講義 Part1対策（動画講義）

まずは、関先生の『神授業』で、Part1の概要やよく出題される箇所の強化をしていきます。

 パーフェクト講義 Part1対策（演習問題）

本番さながらの問題演習が、スマートホンやタブレットなどいつでもどこでも手軽に出来ちゃいます。

 パーフェクト講義 Part1対策（ディクテーション）

間違えたところは、赤く表示されて自分の弱点がわかるようになってます。

まとめ

今回は、「TOEIC Part1で満点を狙う勉強法や試験時のコツ」についてご紹介しました。

TOEIC Part1は正しい勉強を正しい教材で行えば満点も狙えるパートです。